当院の診療の特色:KM-CART(腹水濾過濃縮再静注法)


概要

腹水・胸水でお悩みの方に
腹水濾過濃縮再静注法(CART)とは腹水(又は胸水)を貯留バッグに取り出し、細菌やがん細胞を取り除き、アルブミンなどのタンパク成分が濃縮された腹水を体に戻す方法です。



まず腹水濾過器によって腹水中の血球・がん細胞・細菌などの細胞成分を除去し、次に腹水濃縮器によって余分な水分の除水を行って濃縮蛋白液を作成し、点滴静注します。


水分制限や塩分制限、利尿薬などによる治療でも改善しない難治性腹水症(胸水症を含む)に保険適用となっています。ご希望の方は当院地域連携室(092-651-0022)までお問い合わせください。

これまでのCARTとの違い

「CART」は1981年に保険適用されている治療法で、主に肝硬変などに伴う肝性腹水に施行されてきました。
しかし、がん性腹水は多くの血球成分やがん細胞が含まれているため、すぐに腹水濾過器が詰り多くの腹水の処理はできませんでした。
「KM-CART」は処理中に腹水濾過器を洗浄することでがん性腹水でも多量の腹水を処理できるようになりました。

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